カラダを芯から温めるには、輻射熱を浴びる事だと言われます。
厳寒時期の外部の寒さも輻射冷熱、温暖時期の暑さも実は輻射熱なのです。
焚き火も温かさも、太陽の日射熱も輻射熱と言えるのですが…
穏やかな小春日和の時の私達は、全身を程よい温度の輻射熱ですっぽりと包まれています。
この小春日和の状況を家の中につくりだすのが私達の役割なのです。
今日の北海道は地域によって猛吹雪となっております。外気温は当然ながら氷点下です。
このような外部が氷点下の時には、家の中を暖房しなければなりません。
ストーブを燃焼させると発せられる熱は輻射熱なのですが、ストーブ周辺の熱が上昇して対流熱になります。氷点下の外気は、外壁と断熱材を通じて家の中に入ろうとします。
エアコンで強制的に暖房熱を送風する対流熱で温めようとすることで、下側に押し込まれた温風が床面を撫ぜてから上昇気流となり同じ室内の一方では、冷えた外壁側に下降気流が起きております。このような暖房では決して快適な暖房空間と言えません。
外気の影響を受けないように家の断熱層と隙間の入れない細工をすることで、エアコン暖房熱は、床面を撫ぜるだけでなく温めます。床面、壁面、天井面が温まるとその面から輻射熱として戻ってきます。これは冷房でも同じことが言えるのです。
今日の北海道は猛吹雪となっております。
写真は、氷点下のファースの家ゲストハウスの内部をサーモグラフィーで撮りました。
新築ファースの家は、このゲストハウスも含め天井裏エアコンで冷暖房を行っております。青い部分が木材の柱部分ですが周辺の24.5℃より2℃低い22.5℃となっておりました。
このような空間を、まさに小春日和との形容詞が当て嵌まりそうな感じです。
今日は道東や道北に集中していた豪雪は夕方になり、この道南にも遣って来ました。
やはり輻射熱を活用した「雪の積もらない屋根」※新聞記者さんの提案で「雪落としの要らない屋根」にネーミング変更しましたが、その存在感が試されそうです。
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