昨今は、ハウスメーカーも相当な温熱性能を持った家を安価で販売するようになりました。
ハウスメーカーはスケールメリットによって安価に資材調達ができます。
住宅量産会社は、徹底したコスト管理で生産者や製造者から直接、現場に搬入されます。
商社や販売代理店を介さないため、デリバリーコストを大きく省くことができます。
郊外の大型量販店のような存在なのですが、家と食品、日用品は大きく異なります。
地元の小売店や販売代理店にはお金が回らず衰退し、シャッター通りがその象徴です。
一方、私達のような地域工務店は、地域の販売代理店から資材や木材を仕入れます。
メーカーから販売代理店にわたり、そして地域工務店は、地域での家づくりをします。
その分の経費は掛かりますが、確実に地域へモノ、カネ、ヒトの動きをつくります。
2020年には省エネ基準から省エネ規制へと変わります。
建築業者は、次世代省エネ基準以上の温熱スペックでなければ建築できません。
ハウスメーカーは、このハイスペック住宅を既に安価で供給する体制をつくっています。
一方、地域密着の零細工務店は、その対応策に右往左往しているのが現実です。
一部を除いて地域の零細工務店は、その勉強不足は明らかなのです。
あるハウスメーカーは、私達ファース工法のQ値(AU値)AUより、もっとハイスペックの家を同額以下で販売しております。
私達ファースの家は、AU値だけではなく、輻射冷熱房や調湿機能を有しており、ちゃんとしたプレゼンテーションを行う事で賢明なお施主様には理解して戴けると思います。
しかし、一般の地域工務店はAU値スペックと価格に太刀打ち出来なくなるでしょう。
このような地域工務店を救うことは、シャッター通りを無くすることと同じです。
地域工務店は温熱スペックを猛勉強し、地域密着特性を生かせる経営が必須となります。それが真にお施主様の幸せと、地域衰退を防ぐことに寄与することになるのでしょう。
今日はこれからお施主様と協力業者様を招いてのファースの家着工研修会を行います。
さて、弊社ハウジング事業部のスタッフは、懸命に準備(写真)を行っておりました。
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