豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

誇るべき純和風で高性能住宅を…北斗市

2020-03-02 17:37:49 | ファース本部

引き戸の多い和風住宅は、高気密高断熱の住宅に不向きだと云われて来ました。
確かに広い縁側の引き戸をトリプルガラスにすると相当の費用が掛かります。
断熱材を厚くし、気密をはかるためのポリフィルムを施工するには相当な技術を要します。

家づくりでは、庭に面した和室ばかりではありません。
和室以外の部屋は、開口部を押し開き式サッシにするなど、幾つかの要件さえ満たしてやれば純和風も充分に建築可能となります。

私達が開発したファースの家は、もともと日本従来の在来軸組工法を前提に開発しました。純和風ファース家も全国各地に多く建築して来ました。
総てを純和風でなくとも私達日本人の情感の宿る家づくりこそ好ましいモノです。

和風の風合いは、そこに住む人が淑やかで品格の伴った人格者であるような気がします。
岩の合間を流れる水、覆い被さる銀杏と紅葉の樹木、コケの蒸した石、松の枝、池の中を泳ぐ鯉、静寂の中に樹木の葉っぱが風に揺すられて擦れる音など、心を洗うような空間こそが日本庭園の魅力です。

このような本格的な日本庭園を一般の住居に配する事はとても困難な事でしょう。
和室の畳、畳縁、床の間、床柱、真壁、長押などは、日本の伝統文化の侘び寂びを感じます。
日本家屋は、日本人を内面から育んで来た日本人のアイデンティティが秘められています。      

姿勢を正した礼儀作法、時間や約束ごとに正確な律儀さ、繊細すぎるほどの几帳面さなども、この日本の伝統文化の誇るべき姿を具現化したモノなのでしょう。
写真は純和風の高性能住宅、ファースの家です。

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