家の中で寒さを我慢すれば暖房費はかかりません。
夏の暑さを我慢すれば冷房費もかかりません。
私達は、20度前後の気温でなければ、快適に過ごす事は出来ません。
寒さ暑さを我慢して生活していたら極めて疾患率が高くなります。
我慢で行う省エネは、正しい省エネの在り方から逸脱しています。
省エネとは快適に生活しつつ、エネルギーの無駄を少なくする事です。
その快適で過ごし易い省エネ空間を構築するために私達は、正しい断熱方法、正しい気密方法の研究開発を行っております。
断熱材は、素材と施工方法で工期や費用も異なりますが、殆どが構造体の中に隠れてしまうために、ユーザーからは軽視されがちです。
また気密住宅と聴くだけで密閉性がイメージされ、鬱陶しい感じを与えることもあります。
現在のように新型コロナウイルスの蔓延時には、気密性能が敬遠されがちになります。
ファースの家は「クリーンファンネル」と云う電子式集塵方式の機械を準装備しています。
このクリーンファンネルはPm2.5や黄砂のような大きな粉塵だけでなく、大気中に浮遊するカビ(真菌)まで電気集塵してしまいます。
新型コロナウイルス菌と真菌を一緒には出来ませんが一定の効果を期待したいものです。
また断熱性能だけでは、暖かい空気など隙間から漏れて上下気温差を多くしてしまいます。
賢明な家づくりでは、断熱と気密性能はセットで成立しております。
更に「クリーンファンネル」は、隙間から外部空気の出入りしない、気密住宅が前提です。