試行錯誤の先に光明が…北斗市・ファース本部
私たちの生活を維持するために何が必要なのかを見極める必要があります。
ファース本部のある北斗市は、財務的に極めて健全な自治体経営を行っています。
そのためには住民サービスの低下を耐えしのぐ忍耐力も備えてきたのです。
市政を担うリーダーや幹部職員、スタッフ一同の胆力が生かされました。
私達の株式会社福地建装ファース本部も、仕事繰り、資金繰り、ヒト繰りに右往左往した時もありました。
仕事繰り、資金繰り、ヒト繰りに右往左往する会社には、金融機関が相手にしてくれません。
リノベーションをしなければ会社の業績はしだいに劣化してしまいます。
一定の規模をキープするようになると、新規開発などはリスクが伴うとして懸念されるのです。
昭和60年に湿度管理のために総てを電気で暖房、厨房、給湯を行う、いわゆるオール電化住宅を構築したときは、電力会社に疑念の目で見られたものです。
平成元年に樹脂スプレー発泡断熱工法を構築した際は、業界から奇人変人の扱いでした。
当時は住宅金融公庫からの融資で家づくりを行う人が殆どで、その住宅金融公庫に樹脂スプレー発泡断熱の仕様(写真)など無かったのです。
断熱工法の認定を受けるため、申請書の提出をしても門前払いの扱いでした。
それでも評価委員の大学教授の先生方に直接、視察して貰う提案を行い施工現場、出来て住んでいる現場を見て、体感して頂き、5年の歳月を経ての認定でした。
北斗市も数十年前は決して財政豊かな自治体でなかったのです。
リーダーと市民の努力で財務の安定化を得ることが出来ました。
試行錯誤を経なければ、真に優れた組織やモノづくり、家づくりなどは出来ないのでしょう。
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