外断熱専用ボード…北斗市・ファース本部
断熱方法で柱や間柱の間に充填するのが、内断熱工法と云われます。
一般的なグラスウール断熱は、この内断熱工法の代表的な断熱方法です。
付加断熱と云われるのは、グラスウール断熱の外側に更に硬質グラスウールを付加します。
グラスウール断熱材の熱伝導率(λ)は、およそ0.04w/㎡kですが木材のλが0.4位です。
つまり一般住宅には、グラスウール断熱材より約10倍も熱を伝える木材が、柱、間柱、梁、桁などとして使用されており、その割合は25%にも及びます。
断熱仕様としては、グラスウール100㎜などと記載されます。
正確には、木材からの熱橋(ヒートブリッジ)する熱損失量を差し引く事になっています。
その外断熱と云うのは、躯体の木材の外側に断熱材を取り付ける断熱工法で熱橋がありません。
写真はファース工法専用に製造した、外断熱専用のファースボードです。
このファースボードは、内側から樹脂スプレー発泡施工を行うため、発泡時に発する100度もの熱に堪え、密着強度を高め、外側には外部からの熱を遮熱する効能を持たせました。
30年前の実験段階では、価格の安価なスチレンフォームのボードを使用し、スプレー発泡したところ、このスチレンフォームが熱で歪んでしまいました。
多くの試行錯誤や実験を繰り返して出来たのが、ファース工法専用のファースボードなのです。
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