かつて姉歯事件という忌まわしい出来事がありました。
建造物を安価にするため鉄筋の太さや本数を減らした構造計算書偽造事件です。
私達がつくる建築物は、耐震の他にも耐風、耐雪などの応力を備えなければなりません。
我々ファース本部が行っている温熱性能に特化した家であっても、その構造体が頑丈であるか事が先ずは前提となります。
温かさ、涼しさ、光熱費は、家のQ値(熱損失係数)が大きく関わります。
そのQ値の前に先ずは地盤や構造体の安全性が担保されている事です。
特に断熱性能(気密性能も含む)は、冷暖房のランニングコストに大きく関わって参ります。
Q値は、断熱材の厚さと断熱材の熱伝導率が解れば熱計算式で算出する事が出来ます。
この算出方法はあくまでも計算上の数値です。
施工精度や施工後の環境等で、実際に家から逃げる熱が大きく異なります。
2020年省エネ義務化で、断熱性能がなければ確認申請が通らず、建築が出来なくなります。
特に開口部から多くの熱を逃がしてしまうため、窓を小さくする傾向が予想される事から私達は、断熱性能の開口部の研究開発を行っています。
写真は今日撮ったのですが、ガラスに様々な工夫を凝らし、実質でグラスウール150mmに相当する開口部を完成させました。ファース工法専用部材として供給する予定です。
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