増えるオール電化住宅…北斗市・本社

増えるオール電化住宅…北斗市・本社
オール電化住宅は、ガスや石油を使用せず、CO2や有害ガスを放出する事はありません。
ところが１kwの電力をつくるのに、その約3倍のエネルギーを使用します。

気密性能や断熱性能や低い住宅をオール電化にしますと、電気をつくる際に発電所で多くのCO2を放出する事になります。
むしろ石油やガスを使用した方が、自然環境の良好保持には有効と言えるでしょう。

オール電化住宅は、地球温暖化を助長するとの意見も、的外れな非難ではありません。
ところが絶対エネルギーを最小限に抑える断熱気密性能が担保されますと、発電に天然ガスや重油や或いは外国産の石炭を使用したとしても、CO2削減に大きく貢献します。

特に高気密高断熱の家では、燃焼機器を微小燃焼の稼動モードにせざるを得なくなります。
私は、国内初のオール電化住宅専用システムとしてデビューしたものの、高名な学識経験者からも批判が相次いだものです。

優れた電化機器の存在していない時代でもありました。
燃焼機器を使用できない状況下は、オール電化住宅専用でしか成立しなかったのです。
生火を使用しないオール電化住宅は、少子高齢化の時代を迎えるこれからの時代に、必然的に普及拡大して行く事でしょう。

さて、今日の日曜日は、我家の檀家寺、曹洞宗広徳寺の本堂で上磯吹奏楽団の演奏会がありました。
北斗市の中條敦也教育主事の指揮（写真）で、クリスマスプレゼントを頂いた気分です。

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