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シリカゲル換気扇の導入湿度試験…北斗市・本社
今日の北斗市の天気は、最高気温-1度、最低気温-11度、吹雪の終日でした。
北海道の真冬なのですから、これが普通の気候だと思われます。
その悪天候の中でシリカゲル換気扇の実証実験を行っております。
画像は、15時ころに取ったデータです。
外気温-3.4度、内部気温-1.8度と、1.6度だけ気温が高くなっています。
今日は陽射しが全く無いのでこの1.6度は、外気湿度81%から内部湿度71%と10%を吸着した際に発する凝縮熱だと思われます。
建築基準法で新築住宅は、機械換気の取り付けが義務化となっています。
まとに氷点下の外気を導入すると、室温保持が極めて難しくなり家屋内の快適気温を保持するには相当量の暖房熱を消費する事になります。
その換気量で増える暖房熱量を、少しでも抑制しようと考案したシリカゲル換気扇です。
夏場の試験では、高温多湿を一定程度の温湿度に抑制する効果が証明されています。
同じシリカゲル換気扇で冬場の乾燥低温時が、どのようになるかが課題でした。
使用しているシリカゲルは、ファース工法の床下に敷設するために創って貰った「ファースシリカ」という専用材をそのまま充填しました。
群馬県の前橋工科大学の三田村先生の研究室でも同じ実験を実施しています。
群馬県では、気温34度になった夏場のシリカゲル換気扇のデータをとりました。
三田村先生のアイディアをファース本部が、形にしたのがこのシリカゲル換気扇です。
厳寒の地域で一定の成果があり、次は製品化のための研究開発が必要となります。
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