SDGsで教員リタイヤ後を…北斗市・ファース本部
今日は、年度末の大晦日3月31日です。
上磯中学校の海野厚二先生(写真)は、本日で教員生活が終わりとなります。
海野先生は、大野中学校、浜分中学校、上磯中学校など教員生活の大半を北斗市内の学校で勤め上げました。
最後は、圏内校長会の会長などの要職を務めていました。
今日は海野先生が、校長退任の挨拶に多忙の中をご来社いただきました。
海野先生が勤め上げた学校の多くは、生徒数何百万名の大規模校でした。
その大規模校の校長に就くまでは、小規模校の教頭、校長の経験を積みます。
小規模校で経験を積むことで大きな学校での運営捌きのコツを捉えることが出来そうです。
この上磯中学校の生徒数は、約600名です。
この600名全員が、何の問題を抱えていない訳はありません。
また上磯中学校は、新任採用の若い先生、中堅の先生、ベテランの先生がバランスよく配置され、教育局との交渉力も、校長先生の存在力が大きくなるのでしょう。
北斗市内の学校経営者は、全員がSDGs理念に基づいた教育を行っています。
市長の池田達雄さんは、SDGsを立候補公約にして当選された日本で唯一の市長です。
「誰ひとり取り残さない社会の構築」がSDGsの基本理念で、4項には「豊かな教育の実践」とされています。
また教育長の永田裕さんもSDGs理念をしっかりと教育現場に染み込ませています。
単に教育は実践だけでなく、それに「豊かさ」が伴う事です。
海野先生は、校長リタイヤ後も北斗市内で色々な社会活動を行う事になるのでしょう。
海野先生の選考教科は体育ですが、SDGs3項の健康と福祉、5項のジェンダー平等そして17項のパートナーシップなどで、その真面目な持ち味を生かしてくれると期待されます。
海野先生は、「退任しても教頭先生の名生達也さんや主幹教諭の加藤先生がいる」と、満足そうに校長職を辞して行けるようです。
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