たかがベントキャップされど…北斗市・ファース本部
ベントキャップとは、換気口や換気扇の外側に取り付けるフードキャップです。
これがなければ風雨が家の中に入り込んでしまいます。
また、ベントキャップは形状で大きく送風ロスをしてしまう場合もあります。
現在は建築基準法で換気量を一定以上にするよう、規定があります。
ダクトの長さや曲がりなどは、送風ロスとなり、その分の風量を増やすのです。
しかしベントキャップの送風ロスについては、細かい規定がありません。
場合によって100㎜のダクトの出口に付いたベントキャップで、50%もの送風ロスをするモノもあります。
私達の研究開発室では、多くのベントキャップの送風ロスについて調査研究をしました。
送風ロス緩和と暴風雨(暴風雪も含む)侵入阻止は、まったく矛盾します。
暴風雨を阻止しながら送風ロスを無くするベントキャップの研究を行い、その結果で東京都に本社がある「株式会社 大佐」の開放型のベントキャップ(写真)を採用しました。
我家の新宅ファースの家にもこのベントキャップを取り付けました。
送風ロスを少なくする対策を行えば、強風の際に風切り音が高くなります。
改善点はありそうなで、寄り良いベントキャップに進化して行くと思われます。
たかがベントキャップ云いつつ、このベントキャップがなければ換気や通気が出来ません。
ベントキャップは、とても大切な住宅装備品なのですね。
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