耕して冬を迎えます…北斗市・本社
ファース本部本社の北側にある我家の畑ですが、1町1反(3,300㎡)の面積です。
元々田んぼなのですが、政府の原反政策で大豆などを栽培しています。
私は、もともと百姓の小倅で、実際に子供の頃に鍬を振るって耕した事もありました。
現在は、友達に手伝って貰い、一応の農業経営者でもあります。
都市計画法に基づき、農地を保持しているだけで多額の資金が掛かるものです。
画像の中に畔が見えますが、その畔の向こうまで我家の農地です。
今年は大豆でしたが、何年も連作すること出来ないのだそうです。
米の栽培は、連作が常識ですが、米以外の作物の栽培には多くの知恵と工夫が必要です。
この農地は冬なると真っ白の雪原に覆われます。
雪原になると同時に地表が凍って体積が増えるため、数センチも地表が高くなります。
田んぼだけでなく、北海道の総ての地表は、凍結浮上するため、凍結震度の下まで基礎の底辺を深い位置まで埋め込んでいます。
その凍結浮上して雪に覆われる前に、画像のように地表を掘り起こし、土壌深くまで凍結させることで、雑菌をなくして土壌の質を向上させます。
春になって雪が溶け、凍結浮上の納まった時点で地表を耕して作付けをします。
今年は、米不足の時期もありました。
ひと頃は、古米、古古米などが大量に余り、減反政策に転じたのです。
更には、輸入米も一定程度を行わないと貿易摩擦に発展する政治的な要素もあります。
様々な背景を抱えながらも、来年の作付け準備のため、地表耕しを終えたのです。
私達の住宅建築においても来年は、断熱基準が次世代基準値以上の義務化となります。
私達が30年前からやってきた断熱性能の高い家は、来年から標準になるのです。
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