ファース本部は本日1月6日が仕事始めで、年末年始連休で溜まった仕事を全社員が懸命にこなしておりました。
当方はいつものように一般ユーザーさまから届く、住宅相談に回答しています。
ファース工法の家は、床下に200リッターもの水を蓄えるファースシリカ(専用処方したシリカゲル)で家屋内の気温だけでなくなく、湿度も一定化するようにしています。
真冬の日本列島は、本州全体がカラカラ乾燥状態になります。
北海道の一部では氷点下20℃になる地域もあり、その時の湿度は80%にもなります。
一見、湿度が高そうに感じます。しかしそれは気温と云う湿気を抱える器が低温となって小さくなるため、少しの湿気でも割合が大きくなっただけなのです。
例えば-10℃、湿度80%の時の絶対湿度(空気1㎏中の水分量)14gですが、これは気温20℃、湿度10%も同じ14gです。
つまり-10℃、湿度80%と+20℃、湿度10%とは、驚くなかれ14gと同じ湿気なのです。
水分は100gで100㏄とコップ半分、1リッター1000㏄で1㎏となります。
写真は執務室の加湿器ですが「https://www.加湿.net/」ここに詳しく掲載されております。
タオルケット大作戦
加湿器では様々なリスクが伴いますが、室内に大量の洗濯物を干すことで室内湿度は、一気に80%くらいまで上昇します。下手な加湿器よりはるかに大きな加湿能力があります。
室温が20℃で湿度80%の時の露点温度は16.4℃ですから、洗濯物を大量に干すと、僅か3.6℃低い部分に結露が生じてしまいます。
タオルケットを湿らせて干す方式がもっとも合理的で大量の加湿を可能にいたします。
但し、このように湿度を上げると結露を誘発します。
窓ガラスなど見えるだと対応策もありますが壁の中などの内部結露が、とても厄介です。
窓ガラス下部に薄っすらと結露があるくらいが、健康的でもっとも最適な湿気と云えます。
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