省エネ住宅は電化住宅に…ファース本部
ファース本部研究開発室は、昭和60年代から「暖かい家」「涼しい家」「冷暖房費の掛からない省エネの家」「カビや結露がしにくい家」などのテーマで、試行錯誤しながら研究・実験を繰り返してきました。
壁の中、天井裏、床下も含め家の中の「温度」と「湿度」を一定化するためです。
そのような中で3・11以後、オール電化はエコ電化へとシフトしてきました。
既に震災の5年前からは、寒冷地でヒートポンプ活用(写真)の実験研究を行っていたのです。
電気を上手に使うと1kWの電力でその何倍ものエネルギーを汲み出すことが出来ます。
これをエネルギー消費効率(APF)「年間エネルギー消費効率」と云います。
電気の使用法でAPFが向上し、クリーンで省エネなエネルギーになるのです。
エアコンは基本的に室外機によって外部から10度の熱を汲み取り、汲み取った10度を室内機で吸い込んだ室温に加温します。
室温が5度の時は吹き出し温度は15度になります。
断熱性能の高い住宅は、エアコンの吹き出し温度に順応し易く、室温が20度になると吹き出し温度が30度になるため、24度設定にしておくと制御機能が効いて抑制モードとなり、省エネ効果が大きくなります。
エアコンは燃焼機器と異なり、微小稼働ほどAPFの高い省エネモードとなります。
逆に断熱材の薄い、隙間だらけの住宅でエアコンを使用するといつまでも暖かくならず、APFが向上しないため多くのエネルギーを使用する事になります。
冷房も同じで日射熱などを遮蔽して、室温を上げない工夫が省エネ冷房となります。
この分野での研究開発の要素で僅かな発電設備で冷暖房が可能となるのです。
ファース本部研究開発室は、今日もその関連の研究を行っておりました。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」
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