樹脂スプレー発泡断熱材のスキン層の重要性…北斗市・本社
ファース本部が樹脂スプレー発泡断熱工法を創設した時期は、37年前の平成元年でした。
それから公的認定では霞ヶ関に通い詰め、5年目でようやく交付となりました。
ファース工法の工法認定からは、堰を切ったように類似の樹脂スプレー発泡工法が乱立するようになりました。
樹脂スプレー発泡断熱材は、僅かな原液に「膨らし粉」のような添加物と入れると際限なく膨らみます。表面からはさほど変わりませんが、スキン層(表面の硬い面)が1枚です。
このスキン層を何枚も重ねる事によって、閉じ込めた断熱特殊ガスを逃がし難くします。
画像は、ファース工法の専用材「エアクララ」ですが、20㎜くらいの層で何枚ものスキン層が重なり合って断熱材を成形しています。
樹脂を構成は、ウレタン被膜に閉じ込められたHFOと云われる気体で構成されています。
ウレタン被膜に包まるガスは、二酸化炭素(CO2)かフロン(フロンHFC)でした。
現在もCO2や、フロンHFCを使用したスプレー発泡断熱を行っているケースもあります。
CO2やフロンは、温暖化係数の高い気体でもあります。
ファース工法は10年前にHFOに変更しております。
HFOは、フロンでもCO2でもなく、温暖化係数がほぼゼロに近いガスでもあります。
ファース工法は、地球に優しい家づくりを行う事を目的でもありました。
HFOは、一般フロンやCO2と比べると価格的に割高となるガスとなります。
見た目が変わらないのであればと、安価なガスを使用する住宅も少なくありません。
しかし断熱性能が50年スパンで殆ど変わらない家づくりを実践するには、割高のHFOでも充分に説得力があります。
賢いユーザーさまは、自分自身の快適さに加え地球に優しく、スキン層の重ねで経年劣化率の極めて低いHFOを閉じ込めた樹脂スプレー発泡断熱工法を採用すると思われます。
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