先日は、将棋コンピューターとプロ棋士との対戦をテレビで行っておりました。
また、画像の藤井聡太棋士が最年少で成し遂げた勝ち将棋の話題が放映されています。
将棋界の最高峰にいる羽生善治9段も、18歳の藤井聡太棋士も、コンピューターを相手に鍛錬を積んだそうです。
この将棋コンピューターは人間棋士にとってとても始末の悪い機械であり、試合の善し悪しを記憶して次々と学習するのだそうです。
もともと将棋コンピューターのソフト開発者は、強い将棋指しでなかったと云います。
ソフト開発者が、ソフトに学習するように仕組んだもので、将棋の強くないソフト開発者は、自分の創った将棋ソフトにあっと言う間に負けてしまったそうです。
ファース本部では、住宅の熱損失を計算するソフトを平成5年に開発しました。
当方の長男は元々システムエンジニアでしたが、私が仕様を思考して長男にソフトを組ませて完成させました。長男は、熱計算など全く分かりません。
平成5年に数日間で熱計算ソフトを創り上げ、簡単入力で一瞬のうちにQ値が出ます。
電子頭脳で動く電気自動車は、既に実用化の目途も立っているそうです。
しかし所詮は人間が創ったものに変わりはありません。
間違いもあるのであり、実際に事故を起こしたIT自動運転の自動車もあります。
自動車も私達が創った熱計算ソフトも、所詮はアナログがベースになっているのです。
間違いがあるかから面白く、間違いがあればいけないモノにIT活用はダメなのでしょう。
アナログこそが、物事の原点であることを忘れないことが重要なのです。
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