読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

南総里見八犬伝(四)

2009年11月23日 09時41分12秒 | ■読む
曲亭馬琴作、小池藤五郎校訂、岩波書店刊。 やっと、4冊目を読み終えました。写真の帯の言葉のごとく、作中で、悪女「船虫」が何度も出現し、悪事を働きます。勧善懲悪の作品なので、いつか酷い目に遭うのだろうと、溜飲を下げる準備をしつつ読み進めたのですが、この巻では、まだ逃げ切ってしまいます。確かに現実世界でも、本当に悪い人は、周囲に恐れられ、滅多なことでは手を出せないし、また、巧妙な嘘を平気でつきながら世 . . . 本文を読む
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