読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

昭和歌謡大全集

2010年11月02日 20時02分14秒 | ■読む
村上龍著、幻冬舎刊 何ともめちゃくちゃなストーリーで、しかも、奇妙な味わいを持った作品です。社会から半分ぐらいはみ出している若者達と、現世に飽いたおばさん達が、あることを契機に殺し合いを始め、やがて、生きる張り合いを見出してしまう。井上ひさしさんの 『吉里吉里人』や筒井康隆さんのよたった作品群にも似ています。(私は、こうした作品群が好きなので、「よたった」は褒め言葉です) しかし、その一方で、登場 . . . 本文を読む
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