関西旅行：その06：東京駅から

６時の新幹線に乗るため、５時前に起床。早朝の東京は雨上がりで、車の通行もまばらでした。写真の左上は日本橋高島屋付近の５時半の風景です。余裕を持って東京駅に着きホームで入車を待っていると、写真のごとく、ロングノーズの「のぞみ」の登場です。（この写真は京都駅で撮ったものですが。）車内は写真下段のごとくです。特に珍しくもない車内の写真を撮ったのは、学生時代に初めて新幹線に乗った時のことを思い出したからでした。自動扉であることに気付かず、ドアの内側で一生懸命扉を閉めていたのでした。「あれっ？？？」と気付いて車内を見ると、何人かの人が笑って見ていました。本当に恥ずかしかった。３５年位前の、青春の記憶です。
走り始めると、静かで揺れが少ないのに改めて感心。東京まで乗ってきた特急列車もそうですが、昔と比べると、静かで揺れないのには驚きです。車と同様ですが、列車技術の進歩は凄いと思いました。また、東京・京都間が２時間１１分で行けるなんてびっくりです。５００ｋｍ弱の距離を２時間ちょっとで走るのだから凄いことです。しかも運転間隔が半端ではなく短い。当然コンピュータで制御しているとしても、安全に運行するために、電力、軌道、橋、トンネルなどの膨大な施設群をメンテナンスしているのだから、安全かつ快適な運行を３６５日に亘って維持していることは驚異です。多分、世界中を探しても、日本の新幹線に勝る運用能力に勝るシステムはないのではないかと思います。
車内で、車掌と売り子の他に、スチュワーデスのような女性が結構頻繁に通りました。「・・・？」。妻と「何をする人か？？？」と話しておりましたが、その業務は下記のＵＲＬの通りで、ＪＲグループでは、売り子さんも含めて「パーサー」とは、こんな職種であったのでした。
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ＵＲＬ => http://www.jrcp-saiyo.com/workstyle/02.html
　　　　　http://www.jrcp-saiyo.com/workstyle/taikei.html
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上記のＵＲＬを見ても分かるように、パーサー職種のモチベーションを喚起するよう、階層と昇進試験を設定しています。また、パーサー職を単純労務職ではなく、車内サービスに責任を持たせるよう、権限と責任をセットで渡している、合理的な仕組みであるとも分かります。
ちなみに「パーサー：purser」は、広辞苑で見ると「１，船の事務長　２，旅客機で客室乗務員のうち上級の者」とのことです。売り子さんから始まるパーサーの仕組みは、上質なサービスを提供する巧みな仕組みで立派に機能しると感じました。