読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

悪魔には悪魔を

2021年06月10日 09時15分01秒 | ■読む

大沢在昌著、毎日新聞出版刊

大沢さんの新刊を読みました。
今回は、双子の兄が麻薬捜査官として潜入捜査に携わっていたところ、突然、行方知れずになってしまったことから、その上司が、双子の弟に兄の行方の探すことを依頼するところから始まります。

この「なりすまし」をするには、「兄」を知る人々に怪しまれないように出来るかどうかが最初のハードルですが、破綻のない解決方法で切り抜けます。

大沢さんの作品らしく、先の見えないトンネルを彷徨っているような謎解きと、個性的で存在感のある登場人物達が魅力的です。

兄弟の確執と、物語の行方を心配しながら、あっという間に読了しました。
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大沢在昌
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評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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