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大沢在昌著、毎日新聞出版刊
大沢さんの新刊を読みました。
今回は、双子の兄が麻薬捜査官として潜入捜査に携わっていたところ、突然、行方知れずになってしまったことから、その上司が、双子の弟に兄の行方の探すことを依頼するところから始まります。
この「なりすまし」をするには、「兄」を知る人々に怪しまれないように出来るかどうかが最初のハードルですが、破綻のない解決方法で切り抜けます。
大沢さんの作品らしく、先の見えないトンネルを彷徨っているような謎解きと、個性的で存在感のある登場人物達が魅力的です。
兄弟の確執と、物語の行方を心配しながら、あっという間に読了しました。
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○大沢在昌
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評価は4です。
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