エドウィン・O・ライシャワー著、講談社学術文庫刊
450ページ余に及ぶ著作です。日本の地政学的な解説から始まり、その気候風土、文化、政治を余すところ無く描き、かつ平明です。恐らく中学生が読んでも十分に理解できるのではないでしょうか。しかも日本の歴史の始まりから、1980年頃までの長い時間を、これだけコンパクトにまとめるのは至難の業であると思います。
さて、ライシャワーという名前は、私の世代にとっては、現役の米国の駐日大使として知られています。しかし、本書を読むまでは、単に知日派の米国人である、としか思ってませんでした。ドナルド・キーン氏の方が遙かに良く知っていました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/エドウィン・O・ライシャワー
http://reischauer.jp/index.html
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上記のURLによれば、ライシャワー氏は日本で生まれ、その後も日本と深いつながりを保ち続けた、真の知日派であったようです。恐らく、日本に対し深い愛着を持っていたのだと思います。本書を読んでいて、そう感じました。愛着があったればこそ、これだけ日本と日本人を的確に表現できたのだと思います。ドナルド氏も好きですが、本書を読んで、私はライシャワー氏を尊敬し好きになりました。
評価は5です。
450ページ余に及ぶ著作です。日本の地政学的な解説から始まり、その気候風土、文化、政治を余すところ無く描き、かつ平明です。恐らく中学生が読んでも十分に理解できるのではないでしょうか。しかも日本の歴史の始まりから、1980年頃までの長い時間を、これだけコンパクトにまとめるのは至難の業であると思います。
さて、ライシャワーという名前は、私の世代にとっては、現役の米国の駐日大使として知られています。しかし、本書を読むまでは、単に知日派の米国人である、としか思ってませんでした。ドナルド・キーン氏の方が遙かに良く知っていました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/エドウィン・O・ライシャワー
http://reischauer.jp/index.html
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上記のURLによれば、ライシャワー氏は日本で生まれ、その後も日本と深いつながりを保ち続けた、真の知日派であったようです。恐らく、日本に対し深い愛着を持っていたのだと思います。本書を読んでいて、そう感じました。愛着があったればこそ、これだけ日本と日本人を的確に表現できたのだと思います。ドナルド氏も好きですが、本書を読んで、私はライシャワー氏を尊敬し好きになりました。
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