高橋乗宣著、PHP新書刊
本書は、現在も基軸通貨であるドルの覇権が失われつつあるとの立場から、金本位制の時代以降の世界の経済情勢と、それに対する各国の通貨政策の推移を解説しています。
金本位制の時代の解説は、意味内容が凝縮された経済用語を多用しているので、若干理解に苦しみましたが、それ以外は、年代順に分かり易く解説してあり参考になりました。
本書は1999年の出版で、既に22年が経った為に、終盤の著者の願いと予測は余り意味を成していませんが、経済と通貨の関係、通貨の性質を理解する為に参考になりました。
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○高橋乗宣
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評価は4です。
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〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその2
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