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弘兼憲史著、モーニングKC刊
2001年から2010年までイブニングに掲載されたシリーズの単行本、全5巻を読みました。後輩ではなく部下を持つようになった島は、いきなりやっかいな部下の登場に手を焼きますが、変に感情的になることなく、冷静に対応します。これは理性的だというのでは無く、自己が確立していて自立している人格故のおおらかさと思います。
付き合っている女性と、ちょっとしたきっかけで結婚し、これが後に離婚することになる女性でした。そして娘が生まれる。夫婦の関係においても、淡泊でこだわりを持たない。問題解決の方法も、このような島故の妥当な方法です。長年の連載で、島が持つ独特な人格のコアがはっきりしている故に成り立つ作品と思います。4巻目で係長へのステップである研修の場面も加わり、楽しく読みました。
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○弘兼憲史:1 ○弘兼憲史:2 ○ヤング 島耕作
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評価は4です。
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〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその2
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