マーク・グリーニー著、ハヤカワ文庫NV刊
グレイマン・シリーズの第5作目です。
前作で、ジェントリーがイスラエル首相の暗殺を阻止したことから、モサドの幹部ヤニスの助けによってアメリカに戻り、自分を「見つけ次第射殺」の命令が出された理由を解明する物語です。
果たして真相は?
上下二巻で結構な分量ですが、考え抜かれた筋書きに引き込まれてあっという間に読了しました。
善悪だけで無く、様々な利害や信条で動く人々が交差しつつ、入り組んだ物語が展開します。
本シリーズで、既刊の中では一番の出来と思います。次作を読むのが楽しみです。
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○マーク・グリーニー
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評価は5です。
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