読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

プロフェッショナルな修理

2017年03月02日 18時53分03秒 | ■読む
足立紀尚著、中央公論新社刊
世の中には、新しいものを次々と購入する人とそうでない人とがいますが、私は明らかに前者の部類です。後者の中には、用を足せばそれで十分でそれに思い入れがない人もいますが、吟味して購入し、手や体に馴染むまで使い愛用する人もいます。そうした場合や、業務上での理由、あるいは経済合理性から修理を必要とする際に頼りにする人々が本書で数多く紹介されています。日本の伝統工芸の漆器に始まり、ベスパのレストアなどまで登場しますが、著者の案内は簡にして要という感じで、作業の流れとその要点、人柄、業務開始の経緯などを述べています。著者ご自身が物を大切にし使い続ける人なのだそうで、登場する方々への率直な関心が行間に感じられました。
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URL => http://www.shinchosha.co.jp/writer/639/
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評価は4です。

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