佐藤健太郎著、新潮選書刊
「世界を変えた○◎○つの△▲▽」といった類いの書籍を何冊か読みましたが、私の好みには合わないので読まないことが多い。
シリーズ物は、編集スタイルや内容がある程度統一されており、その企画が合わないからだと思います。
本書はタイトルが似ていますが、新潮選書で読んだ書籍には、読んで良かったと感じたものが多く(打率が良い)、本書をパラパラと見ると良さそうなので手に取りました。
結果は正解でした
本書で取り上げているのは「金」、「陶磁器」、「コラーゲン」、「鉄」、「紙(セルロース)」、「炭酸カルシウム」、「絹(フィブロイン)」、「ゴム(ポロイソプレン)」、「磁石」、「アルミニウム」、「プラスチック」、「シリコン」の12素材です。
それぞれの素材の来歴、開発者の物語、利用方法の推移など、素材に関連するトピックを幅広く取り上げており、単なる雑学ではなく、社会にどのような影響を与えたかを紹介しています。
著者の他の書籍も読んでみようと思います。
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○佐藤健太郎 ○新潮選書
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評価は5です。
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