ひろ さちや著、集英社新書刊
私達が生きる上で、また、人と交わって世間を生き抜くために心掛けなければならない約束事が非常に多くあります。それを”常識”と言いますが、その常識によって、私達の人生は多くの矛盾を孕んでいるのではないか。そもそも人知は有限であってみれば、”常識”を捨てること、すなわち「狂う」ことが肝要であると説いています。
成る程、一般に”常識はずれ”と言われる行動は、「狂っている」と表現されることがあります。確かに、世間での関係性を無視した身勝手な振る舞いであることもありますが、時に「俺も本当はやりたいけれど我慢しているのに、なんでこいつはやってしまうのか」という怒りや嫉妬を覚える時があります。私達が生きる上で、世間の常識にではなく自分の心の声に従って生きることが出来たら、と思うこともあります。
そんな私達の心を軽くするヒントが本書には示されています。一見難解ですが、素直に読めば当たり前の事が書かれています。内なる神や仏の声に耳を傾けて、自らの来し方を振り返る契機を与えてくれました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/ひろさちや
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評価は3です。
私達が生きる上で、また、人と交わって世間を生き抜くために心掛けなければならない約束事が非常に多くあります。それを”常識”と言いますが、その常識によって、私達の人生は多くの矛盾を孕んでいるのではないか。そもそも人知は有限であってみれば、”常識”を捨てること、すなわち「狂う」ことが肝要であると説いています。
成る程、一般に”常識はずれ”と言われる行動は、「狂っている」と表現されることがあります。確かに、世間での関係性を無視した身勝手な振る舞いであることもありますが、時に「俺も本当はやりたいけれど我慢しているのに、なんでこいつはやってしまうのか」という怒りや嫉妬を覚える時があります。私達が生きる上で、世間の常識にではなく自分の心の声に従って生きることが出来たら、と思うこともあります。
そんな私達の心を軽くするヒントが本書には示されています。一見難解ですが、素直に読めば当たり前の事が書かれています。内なる神や仏の声に耳を傾けて、自らの来し方を振り返る契機を与えてくれました。
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