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坂口孝則著、幻冬舎新書192刊
著者は、会社勤務をこなす傍ら、バイヤー兼調達・購買業務研究家として執筆活動をしているとのことです。1978年生まれなので、本書が出版された2010年で32歳でした。
本書では、安売りをする動機と、安売りが可能となっているカラクリを解説しており、その限りではよくある内幕本と同じですが、そこに止まらず、従来の経済学を超える「逆転経済」という概念を提示しています。フリーで消費者を引きつける手法の先にある、あるいは既に形成されている利益の循環、あるいは利益の先取りとも言える不思議な、しかし、言われてみれば説得力のある理論を展開しています。また、そうした経済下にあって、どの様に渡世をして行くかを提案しています。著者の大学の専攻は経済学とのことで、基礎的な知識を持って業界で仕事をし、考究した現時点での考察として読みました。タイトルよりも深い内容でした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/坂口孝則
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
著者は、会社勤務をこなす傍ら、バイヤー兼調達・購買業務研究家として執筆活動をしているとのことです。1978年生まれなので、本書が出版された2010年で32歳でした。
本書では、安売りをする動機と、安売りが可能となっているカラクリを解説しており、その限りではよくある内幕本と同じですが、そこに止まらず、従来の経済学を超える「逆転経済」という概念を提示しています。フリーで消費者を引きつける手法の先にある、あるいは既に形成されている利益の循環、あるいは利益の先取りとも言える不思議な、しかし、言われてみれば説得力のある理論を展開しています。また、そうした経済下にあって、どの様に渡世をして行くかを提案しています。著者の大学の専攻は経済学とのことで、基礎的な知識を持って業界で仕事をし、考究した現時点での考察として読みました。タイトルよりも深い内容でした。
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