読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

人でなしの恋:白石加代子朗読

2009年06月16日 18時28分40秒 | ■聴く
江戸川乱歩作、新潮カセットブック発行。
人でなしの恋とは、どうしたものをいうのか、読んだことのない私は、白石さんが演じる、語り役の嫁の話に聞き入りました。常の白石さんの朗読は、「百物語」のごとく、非常にメリハリが効いたものですが、本作では、育ちの良い良家の箱入り娘という、作品に相応しい調子の朗読でした。
さて、本作は、江戸川乱歩の怪奇調の作品ですが、何だろ、どうしたのだろう、という推理小説の典型的な展開です。白石さんの巧みな朗読と相まって、すばらしい内容の作品でした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/江戸川乱歩
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評価は5です。

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