読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

相笠昌義の世界

2009年05月25日 18時59分02秒 | ■見る
茨城県立つくば美術館で開催された「日常生活-相笠昌義の世界展」を観てきました。昭和14年生まれなので、今年70歳になります。若い頃は版画を中心とした制作活動であったのが、次第に油絵に移行したそうです。
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URL => http://www.g-cp.co.jp/artists/AIGASA_Masayoshi.html
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町中の雑踏、動物園の風景など、この作者ならではの作品を、特に興味深く観ました。作品全体に共通するのは、「孤独」ですが、作風は、時代と共に抽象的な表現が、より具象に移行していること、原色が使われなくなったことで、画面の構成が次第に緻密になっている、と感じました。(若い頃に示したテーマが深まっていく感じです。)
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URL => http://www.operacity.jp/ag/exh67.php
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花見の絵は、ビックリする程横幅が広く、細部を観ても隙がありません。圧倒的でした。満足のゆく展覧会でした。
評価は4です。

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