誉田哲也著、光文社刊
気になっていたので読みましたが、面白かった。警察小説なので事件を追うことがストーリーを追うことの原動力になっていますが、本作の魅力はキャラが立っていることだと思います。主人公の女刑事の生い立ちと現在の立ち位置が、作品全体を通して描かれています。同時に重要な憎まれキャラは、典型的なキャラと描かれながら、実は・・・、という意外性を示しており、作者の人の世への視野の在り方を感じました。
その一方で、シリアスな要素とユーモラスな会話がかみ合わずしっくりしません。まぁ、それでも十二分に楽しめる作品であることは間違いありません。シリーズ作品なので続篇も楽しみです。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/誉田哲也
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評価は5です。
気になっていたので読みましたが、面白かった。警察小説なので事件を追うことがストーリーを追うことの原動力になっていますが、本作の魅力はキャラが立っていることだと思います。主人公の女刑事の生い立ちと現在の立ち位置が、作品全体を通して描かれています。同時に重要な憎まれキャラは、典型的なキャラと描かれながら、実は・・・、という意外性を示しており、作者の人の世への視野の在り方を感じました。
その一方で、シリアスな要素とユーモラスな会話がかみ合わずしっくりしません。まぁ、それでも十二分に楽しめる作品であることは間違いありません。シリーズ作品なので続篇も楽しみです。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/誉田哲也
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