読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

機能性プラスチックのキホン

2013年09月07日 08時40分18秒 | ■読む
桑嶋幹、久保敬次著、ソフトバンククリエイティブ刊
私達の身の回りに溢れているプラスチックですが、目立って増えたのは、昭和40年代の高度経済成長期であったと思います。当時十代だった私が豊かさを実感したのは、甘いもの(取り分けチョコレート)が小遣いで食べられるようになったことと、色々なものがプラスチックで安価に売られるようになり、自分専用の櫛などを持てたことでした。
それが、今日では、一見金属に見えるものまでプラスチックに置き変わり、しかも機能も高まっています。正に現代はプラスチックなしでは成り立たなくなっています。本書は、そのプラスチックの定義から始まって、様々なプラスティックの構造や原材料、作り方の説明、具体的な製品展開の現状、更には環境問題まで一通り網羅しています。ごく平易に書かれているため、大変に理解しやすく、イラストが工夫されています。良書です。
評価は4です。

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