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石澤良昭著、講談社現代新書刊
いつかはアンコール・ワットを見てみたいので手にした関係する二冊目の書籍です。本書は、私達日本人には近くて遠いカンボジアの歴史を紐解いています。中国とインドから伝わった文化を元に、独自の文化を築き上げたクメール人のアンコール王朝の成り立ちとその変遷を解説していますが、特に、農業用水の管理に秀でたことにより、余剰の富を生み出し、世界に誇る石造建築物を築き上げた背景などについても丁寧に説明しています。また、そのような隆盛を誇った王朝が、隣国との紛争に疲弊し、膨大な水路網の維持に失敗して衰亡していったのだそうです。しかし、今日でも、カンボジアの人々にとって、アンコール地域の遺跡群が、同国のアイデンティティを形成しているとのことです。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/石澤良昭
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評価は4です。
======= 写真 ========
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いつかはアンコール・ワットを見てみたいので手にした関係する二冊目の書籍です。本書は、私達日本人には近くて遠いカンボジアの歴史を紐解いています。中国とインドから伝わった文化を元に、独自の文化を築き上げたクメール人のアンコール王朝の成り立ちとその変遷を解説していますが、特に、農業用水の管理に秀でたことにより、余剰の富を生み出し、世界に誇る石造建築物を築き上げた背景などについても丁寧に説明しています。また、そのような隆盛を誇った王朝が、隣国との紛争に疲弊し、膨大な水路網の維持に失敗して衰亡していったのだそうです。しかし、今日でも、カンボジアの人々にとって、アンコール地域の遺跡群が、同国のアイデンティティを形成しているとのことです。
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