読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

蒼い記憶

2020年04月15日 19時56分50秒 | ■読む

高橋克彦著、文春文庫刊
印象深かった高橋さんの「緋い記憶」につられ、同じ「記憶」シリーズの本書を手に取りました。本書も短編集で12編が含まれています。軽いミステリー調の作品もありますが、ホラーそのものの作品が印象深かった。他者の正体に気付いて恐怖に駆られるパターンがありがちですが、本書では自分の忌まわしい正体が解き明かされる作品もあります。私はホラーを好みませんが、「記憶シリーズ」は、高橋さんの出身地であり居住地でもある盛岡とその周辺が舞台となって、リアリティがあり、独特の哀感が良い。もう一冊「記憶シリーズ」の作品があるそうなので楽しみです。
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○高橋克彦 => https://ja.wikipedia.org/wiki/高橋克彦
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評価は4です。

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