読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

貝と羊の中国人

2022年03月29日 08時49分39秒 | ■読む

加藤徹著、新潮新書刊
下記URLにあるように、著者は中国文学者だそうですが、あとがきによれば、専門は京劇だそうです。
北京旅行の折に鑑賞しましたが、発声が特異ながら見事な様式美で堪能しました。

中国に関する書籍を何冊か読みましたが、本書は、学者にありがちな読みづらい文章では無く、客観的でありながら、平易で理解しやすいものです。また、中国と中国人を多面的に捉えていて、そのいずれもが、中国人を特徴付けている要素です。
生活者としての視点も描かれていますが、中国人の行動や発言の本音と無意識を指摘したいます。
説得力のある独自の視点で描かれていて大変に参考になりました。
----------
加藤徹
----------
評価は5です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 破天荒フェニックス | トップ | ペッパーミルの購入 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■読む」カテゴリの最新記事