加藤徹著、新潮新書刊
下記URLにあるように、著者は中国文学者だそうですが、あとがきによれば、専門は京劇だそうです。
北京旅行の折に鑑賞しましたが、発声が特異ながら見事な様式美で堪能しました。
中国に関する書籍を何冊か読みましたが、本書は、学者にありがちな読みづらい文章では無く、客観的でありながら、平易で理解しやすいものです。また、中国と中国人を多面的に捉えていて、そのいずれもが、中国人を特徴付けている要素です。
生活者としての視点も描かれていますが、中国人の行動や発言の本音と無意識を指摘したいます。
説得力のある独自の視点で描かれていて大変に参考になりました。
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○加藤徹
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評価は5です。
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