マーシャル・ロー/ＤＶＤ

1998年制作・公開のアメリカ映画です。後に起こった9.11を彷彿とさせるテロ行為に、アメリカ政府、ＦＢＩ，軍隊がどのように行動するかを描いた作品です。主演のＦＢＩ捜査官をデンゼル・ワシントンが、ＣＩＡのエージェントをアネット・ベニング、終盤に戒厳令によってニューヨークを占拠する軍人をブルース・ウィリスが演じています。軍人役のブルース・ウィリスには少し疑問が残りますが、他の二人は納得の配役でした。デンゼル・ワシントンは何の迷いや躊躇が無く役になりきっており、アネット・ベニングは、当時40歳前後で、成熟した大人の雰囲気を身にまとい、印象的な眼差しが魅力的でした。舞台出身の俳優であったそうで、確かな演技力です。何処かで見た記憶がありましたが、調べたら「バグジー」でヒロインを演じた女優さんでした。その他に、主人公の相棒役のトニー・シャルーブが非常に印象的でした。しっかりと役を演じきっており、本作の主張を強調する重要な役所でした。
脚本、演出とも優れており、良く作り込まれた映画であると思います。
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ＵＲＬ => http://ja.wikipedia.org/wiki/マーシャル・ロー
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評価は５です。