ヘッドホン交換用イヤーパッド

安価な割に評価の良いJVCケンウッドの「JVC HA-MX10-B」を購入した所、音質に関しては値段以上という感じがしましたが、付け心地が酷く悪い。耳たぶを押しつけられる感じで、せいぜい30分くらい着けているのが精一杯。また、非常に評価が高い城下工業の「SoundWarrior SW-HP20-B」は評判どおり素晴らしい音でしたが、独特のイヤーパッドで一時間程度着けていると、少し耳が痛い。困りました。
いつものごとく、ネットでヘッドフォンを物色していると、「ヘッドホン交換用イヤーパッド」が売っている。交換したことが無かったので不安でしたが、駄目元で安価な製品を購入することに。色々調べたところ、ソニーの「MDR-CD900ST」に適合するものが「SoundWarrior SW-HP20-B」に適合するとのことで、適合する製品から安価で評価の良い物を購入しました。
ヘッドホンのイヤーパッドはどのように付いているのかを知らなかったので、少し不安でしたが、画像の上から４枚が外した部分のものです。イヤーパッドを付ける部分は薄い板が付いており、数ミリのスリットが付いている。画像の一番下が購入した「交換用イヤーパッド」で、の側裏(？)の部分の外周から内側に張り出している部分を、そのスリットに入れれば良い。慌てずゆっくり優しくやれば大丈夫です。
画像の下から３つめは「SoundWarrior SW-HP20-B」の元々のイヤーパッドで、非常に特殊な形をしています。尖がった方が上側で、末広がりの方が下側で、しかも左右対象ではありません。より高さがある方が、耳の後ろ側に来ます。本体の音を発生する機能と密接不可分の形状かもしれません。
今回の交換で分かったことは、耳の大部分を納められる大きさの内径があると着け心地が良い。また、形状は円形と楕円形の物がほとんどです。また、耳に当たるパッドの厚さが薄いと着け心地は悪いようです。耳たぶは入らなくともある程度は大丈夫ですが、それ以の部分はすっぽり入った方が私は好みです。そして、交換した物を比べると、その大きさはそれ程違いは無いようです。また、厚みも2cm程度はあった方が良いようです。もっとも、交換イヤーパッドのレビューを見ると「交換すると音が変わる」という意見が散見されます。今回の交換で少し変わったように感じました。
更に、パッドの中に詰めてあるスポンジの素材も大事で、今回購入した内、「GEEKRIA」製の物は、柔軟でありながら、耳の周囲を過不足無く塞いで心地よいかけ心地でした。もっとも、耳の形状と感じ方は千差万別なので、最終的には自分の好みで選ぶしか無いのでしょう。その一方で、音は良いが装着感が悪くてがっかりしたとのレビューを見ることがあるので、そのような場合はイヤーパッドを交換すると改善される可能性があります。
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評価は４です。

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