1995年製作、オリバー・ストーン監督の映画です。アンソニーホプキンスがニクソンを演じており、複雑な性格を見事に演じています。またニクソンの妻役のジョアン・アレンは、「ボーン・シリーズ」でパメラ・ランディ役が印象的な女優さんでした。知的な雰囲気で、悩みながらもニクソンを終生支えた続けた妻の心境をリアルに演じていました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/ニクソン__(映画)
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他にもキッシンジャー役の俳優など、本人の雰囲気をかなり再現して演じており、臨場感豊かです。冒頭、作品の内容が想像を交えて製作したものである、という断りをわざわざ入れています。白黒とカラーの場面が交互に出て来ており、ドキュメント風で、複雑な政治の世界を微に入り細に入り描いています。作り事に感じない緻密な構成です。だからこその冒頭の断りであったかもしれません。
それにしても、アンソニー・ホプキンスの演技が凄まじい。わざとらしさもありますが、本人の仕草や癖をかなり研究していると思われます。舌の動かし方、とってつけたような笑顔、特徴のあるピースサインのポーズなどなど。そして、どうしようもない暗さを秘めた表情など。ニクソンの心の闇が表現されていました。そして、ニクソンの生い立ちまでさかのぼって、人格形成の過程を交えた脚本は秀逸であると思います。3時間を超える大作でしたが、見て良かったと納得出来る作品でした。
評価は5です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/ニクソン__(映画)
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他にもキッシンジャー役の俳優など、本人の雰囲気をかなり再現して演じており、臨場感豊かです。冒頭、作品の内容が想像を交えて製作したものである、という断りをわざわざ入れています。白黒とカラーの場面が交互に出て来ており、ドキュメント風で、複雑な政治の世界を微に入り細に入り描いています。作り事に感じない緻密な構成です。だからこその冒頭の断りであったかもしれません。
それにしても、アンソニー・ホプキンスの演技が凄まじい。わざとらしさもありますが、本人の仕草や癖をかなり研究していると思われます。舌の動かし方、とってつけたような笑顔、特徴のあるピースサインのポーズなどなど。そして、どうしようもない暗さを秘めた表情など。ニクソンの心の闇が表現されていました。そして、ニクソンの生い立ちまでさかのぼって、人格形成の過程を交えた脚本は秀逸であると思います。3時間を超える大作でしたが、見て良かったと納得出来る作品でした。
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