山本周五郎著、新潮カセットブック
ふとしたことから坂道を転げ落ちるように、恋に狂い身を持ち崩してしまう男女。しかし、最後に女は男の将来のために身を引いて死んで行く。そうとは知らない男は、友人の助力によって立ち直り、やがて持ち前の才を生かして立身して行く。何十年か後、すっかり栄達した男は、女が死ぬ時に残した文箱を見出し、中の遺書を見るが・・・。
最後の最後で、やるせない思いを抱かせる、そして人生の機微を感じさせる、余韻の深い作品でした。
評価は4です。
ふとしたことから坂道を転げ落ちるように、恋に狂い身を持ち崩してしまう男女。しかし、最後に女は男の将来のために身を引いて死んで行く。そうとは知らない男は、友人の助力によって立ち直り、やがて持ち前の才を生かして立身して行く。何十年か後、すっかり栄達した男は、女が死ぬ時に残した文箱を見出し、中の遺書を見るが・・・。
最後の最後で、やるせない思いを抱かせる、そして人生の機微を感じさせる、余韻の深い作品でした。
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