読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

警視庁刑事の事件簿

2024年09月25日 08時36分07秒 | ■読む

杢尾堯著、中公新書ラクレ刊
本書は実際に起きた事件の概要と捜査の経緯を略記し、その事例に則した捜査の際の原理原則と心構え、そして捜査手法を述べています。
警察ものの小説や映画に沢山触れて来ましたが、本書を読むと、それらの内容が、ある程度現実に即した内容であることが分かります。
しかし、現場の警官達の熱意と苦闘は小説以上だと感じました。
場合によっては命を賭けて職務に対する姿勢が紹介されています。
また、逮捕後の取り調べの際に、犯人との関係を構築して真相に到達する為の心構えや具体的な事例に触れ、共感を覚えました。
時代が変わっても、環境が変化しても、人と人との関係の根本は変わらないのだと納得しました。
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杢尾堯
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評価4はです。

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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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