
高橋哲雄著、岩波新書刊
著者はイギリス経済史を専門とする名誉教授とのことで、今まで知らなかったスコットランドの歴史の概観を学びました。程度は違え、アイルランドと同様、イギリスの属国として永らく苦しみながら、近代の啓蒙時代を経て、産業経済の発展に至る道筋は厳しく険しかった。その様な経緯に加え、カルビンに流れを汲む宗派が、スコットランド人の人格を形成したそうです。また、日本の文明開化期に来日した学者や技術者にはスコットランド人が多かったそうです。
イギリスがEUから離脱するに際して国民が一枚岩でない様子を感じましたが、北アイルランドと共にイングランドとスコットランドの人々の気質や価値観が違っていることが大きな要因ではないかと感じました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/高橋哲雄_(経済学者)
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評価は4です。
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著者はイギリス経済史を専門とする名誉教授とのことで、今まで知らなかったスコットランドの歴史の概観を学びました。程度は違え、アイルランドと同様、イギリスの属国として永らく苦しみながら、近代の啓蒙時代を経て、産業経済の発展に至る道筋は厳しく険しかった。その様な経緯に加え、カルビンに流れを汲む宗派が、スコットランド人の人格を形成したそうです。また、日本の文明開化期に来日した学者や技術者にはスコットランド人が多かったそうです。
イギリスがEUから離脱するに際して国民が一枚岩でない様子を感じましたが、北アイルランドと共にイングランドとスコットランドの人々の気質や価値観が違っていることが大きな要因ではないかと感じました。
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