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25年くらい前、たまたま子供達とテレビで見た「新世紀エヴァンゲリオン」に驚いて、毎週見ていました。斬新な作品に圧倒されたからです。
その後映画化された作品も見ましたが、風呂敷を思い切り広げて収拾が付かなくなっていく行く感じがしました。
それでも、戦闘場面が無類に魅力的で、度肝を抜く大胆な描写にすっかり魅了されてしまいました。
また、一方で、親子の確執故に精神が不安定な主人公の面倒くささが苦手でもありました。
両極端の要素に満ちた本作は、その欠点故に多くの人を惹き付けているのかも知れません。
アマゾンで今日から見られると知り、珍しく朝から見始めました。
2時間余の大作で、例によって、冗長とも思える内面葛藤の様子がしばらく続きましたが、見終わって、本作の展開上、必須であったと感じます。
一方で、取り散らかした大風呂敷を何とか繕う為に、更に大きな大風呂敷を広げている感は否めません。
肝腎の戦闘場面は、物語の進行を優先した感じがします。
とはいえ、国民的な人気作の辻褄を合わせて収束させるという大任を果たしたことは、目出度い。
製作過程を取材したドキュメント番組を見たので、関係者全員の努力の凄まじさも知ったので、なおそう感じました。
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○シン・エヴァンゲリオン劇場版 ○新世紀エヴァンゲリオン
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評価は4です。
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