読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

警視庁情報官―シークレット・オフィサー

2022年11月10日 08時59分54秒 | ■読む

濱嘉之著、講談社文庫刊
同著者の「警視庁公安部・青山望シリーズ」の1作目が面白かったので、同著者の別シリーズである「警視庁情報官」の1作目を手に取りました。
著者のデビュー作品だそうで、筋運びがユニークです。

また、「警視庁公安部・青山望シリーズ」と同様、組織内の様々なルールを微に入り細に入り、しかし自然に書き込んでいることが特徴です。のぞき見をしているように感じました。

主人公のキャラが、ちょっとありそうに無いことと、都合の良過ぎる展開があったりしますが、強力で緻密なコントロールによって、組織が鮮やかに機能していく様子は、他の警察モノに見られない魅力と思います。
シリーズを順次読み進め、著者の深化の過程を楽しみたいと思います。
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濱嘉之
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評価は4です。

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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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