2000.7.10 日経BP刊、ロバート・スペクター著、長谷川真美訳。だいぶ昔、アマゾン・ドット・コムが赤字にも関わらず、事業規模を拡大しており、それまでのビジネスの展開手法と大きく異なっているので、評価が定まらない、との記事を読んだ記憶があります。多分、その当時に出版されたのだと思います。出版からほぼ8年が過ぎようとしています。私はアマゾンを利用したことがありませんでしたので、wikipediaを参照したところ、現在もしっかり経営が続いており、成功したビジネスモデルのようです。
本書の執筆に当たり、著者は、会社から取材協力を得られなかった為、内容は、掘り下げたものではありません。例えば、ロバート・スレーター氏の「ウェルチ」の様に、内幕が分かった上での作品と比べると、臨場感が乏しく感じました。また、解説者は社長であるベゾス氏の生い立ちなど、本書では重要ではない、としていますが、私は、人の生き方は、その人の存在の根本に関係しているので、興味を持ちましたが、掘り下げは十分ではないと思います。
とはいえ、出版時点では、アマゾンについての初めての詳しい書籍であったようです。それなりに興味深く読めました。特に解説は、かなりの変化球です。
評価は4です。
本書の執筆に当たり、著者は、会社から取材協力を得られなかった為、内容は、掘り下げたものではありません。例えば、ロバート・スレーター氏の「ウェルチ」の様に、内幕が分かった上での作品と比べると、臨場感が乏しく感じました。また、解説者は社長であるベゾス氏の生い立ちなど、本書では重要ではない、としていますが、私は、人の生き方は、その人の存在の根本に関係しているので、興味を持ちましたが、掘り下げは十分ではないと思います。
とはいえ、出版時点では、アマゾンについての初めての詳しい書籍であったようです。それなりに興味深く読めました。特に解説は、かなりの変化球です。
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