柳広司著、小説現代連載
小説現代2017年6月号で完結した、俵屋宗達の一代記です。不明な点が多いとされる生涯ですが、特異な性質故の独自な精神世界を丁寧に描いた後、代表的な作品の製作過程をスリリングに描いています。名前を知ってはいましたが、その生涯を全く知らなかったので、作品の図版を鑑賞しながら読み進めることで、興味が一層深まりました。幼少時からの友人や烏丸光広、本阿弥光悦などとの交流を織り交ぜて、起伏に富んだ一生を整理して描いています。
今まで読んだ柳広司の作品は「黄金の灰」と「贋作『坊っちゃん』殺人事件」ですが、余りぴんとこなかった感じです。本作でイメージが変わりました。今後は注目したいと思います。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/俵屋宗達
https://ja.wikipedia.org/wiki/柳広司
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
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=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
小説現代2017年6月号で完結した、俵屋宗達の一代記です。不明な点が多いとされる生涯ですが、特異な性質故の独自な精神世界を丁寧に描いた後、代表的な作品の製作過程をスリリングに描いています。名前を知ってはいましたが、その生涯を全く知らなかったので、作品の図版を鑑賞しながら読み進めることで、興味が一層深まりました。幼少時からの友人や烏丸光広、本阿弥光悦などとの交流を織り交ぜて、起伏に富んだ一生を整理して描いています。
今まで読んだ柳広司の作品は「黄金の灰」と「贋作『坊っちゃん』殺人事件」ですが、余りぴんとこなかった感じです。本作でイメージが変わりました。今後は注目したいと思います。
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