吉田修一著、幻冬舎刊
吉田さんの「鷹野一彦シリーズ」の第3作目です。
テレビドラマ「太陽は動かない」を見て、陰謀8割,アクション2割の絶妙な物語と感じ、感心を持ったので本書を手に取りました。
登場人物の心理の描写と人の複雑さを描き混む点に独自性を感じました。なかなか魅力的です。
一方で、謎解きの過程の緊迫感は弱めで、ハードボイルド感はイマイチでした。
第1作と第2作も近日中の読みたいと思います。
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○吉田修一
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評価は4です。
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