
長年買い増しした外付けハードディスクが増え、テレビの録画などに転用していましたが、数が増え過ぎて使っていない物が増えたので、使えるかどうか試したところ、使えなくなっているものが5台ありました。
以前、カン金属の収集日にゴミで出したところ、通りすがりの若者が持ち去ったことを思い出し、ハードディスクを物理的に破壊することにしました。
外付けハードディスクの覆いを適当に取り除くと、画像Aのとおり上部が弁当箱の蓋のようになっており、四隅と長編の中間の2カ所。計6箇所で、トルクスという星形のネジで締めてあります。(下記リンクの1つ目)
右上画像Cがその拡大部です。この特殊なネジを外すには、ニッパーでも可能ですが、結構大変です。
そこで画像Dのような特殊ネジのセットがアマゾンで1,000円台で売っているので、以前購入しました。(下記リンクの2つ目)
サイズは、この蓋のネジが「8H」で、内部は「7H」でした。このネジ先の部分を付属のドライバーに差し込んで今からハズそうとしているのが画像Aです。
画像Bは、6カ所のネジを外したところですが、実は、赤丸の部分に、もう一カ所ネジがあります。
これは、どのハードディスク(3.5インチ)にもあり、大概シールの下になっていますが、指でなぞると凹むので分かります。
これを外して、マイナスドライバーで、カバーの4隅をこじると開きます。開いた状態が画像Eです。
画像Eの円盤部分が記録する部分で、ここを何らかの方法で破壊するとデータが読めなくなります。
いままでは、この円盤を全部ばらしていましたが、画像Fのように、円盤部分の下にマイナスドライバーを差し込んで、上に(あるいは下に)こじって、円盤を歪ませれば、読み取れなくなります。
円盤部は、非常に平滑に出来ており、少しでも歪んでいれば、データは読み取れなくなると考えました。
画像の円盤部の下方の長細い三角形の部品の先端に読取り部が付いていて、円盤が高速回転している状態で、その読取り部が円盤上を行き来して、磁気の変化を読み取るので、円盤との隙間がごく小さい為、円盤が少しでも歪んでいれば、その動作は無理だからです。
これらの作業は、慣れれば、せいぜい10分程度で終わるので、後は「金属類」のゴミとして、安心して出せます。
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○トルクス ○精密ドライバーセット
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