読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ドットコム仕事術

2008年11月08日 22時11分36秒 | ■読む
大前研一著、小学館刊。大前さんの著作は本書で二冊目です。一冊目は、多分15年以上前に手にしました「ストラテジック・マインド」という題であったと思います。当時、組織の運用について考えていた時期なので、たまたま手にして読みました。非常に斬新であったと記憶しています。略歴も読みましたが、非常に優れた人であると思いました。その後、メディアへの登場や政治活動などで名前を度々聞くようになりましたが、著作は手に . . . 本文を読む
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まほろ駅前多田便利軒

2008年11月07日 22時12分23秒 | ■読む
三浦しをん著,文藝春秋社刊。三浦さんの本は初めて読みました。伊坂幸太郎さんなど、最近売れている作家と同じく、作品の印象が軽めに感じます。また、都合が良く噺が進む感じもします。しかし、主人公2人が魅力的で、全6章を使って2人の秘密が明かされます。心に深い闇を持ちながら生きて来た2人が再生して行く様が、静かに深く心に染みます。私は、直木賞よりも山本周五郎賞の方が似合っているように思えます。 ----- . . . 本文を読む
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高校生のジャズバンド

2008年11月06日 21時27分16秒 | ■聴く
偶然,高校生のジャズバンドの演奏を聴きました。いや~,驚きました。 ●トランペット4人  ●トロンボーン:6人  ●サックス:8人  ●キーボード:1人  ●ドラムス:1人  ●ボンゴ:1人  ●ベースギター:1人  ●リードギター:2人 の編成で,学校の講師陣とOBが数名参加していました。 素人の私から見ても,演奏技術はプロと比べるべくもないながら,演奏は安心して聞けるレベルにありました。「蜜の . . . 本文を読む
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吉村昭 その2

2008年11月05日 20時56分34秒 | ■聴く
津村節子夫人に続き,講演会のメインの川西政明氏の話が始まりました。私が吉村氏の著作で初めに読んだのは「海の史劇」であったと思います。結構厚手の文庫本が上・下二巻。大分読み応えがありました。非常に地味な作風ですが,ルポタージュ風でありながら,当時のロシアや日本の状況や様々な事情,細かな事柄が時系列を基本として語られています。この本に接するまでは,東郷提督が活躍する日本海海戦だけしか知りませんでしたが . . . 本文を読む
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吉村昭 その1

2008年11月04日 20時26分46秒 | ■聴く
「吉村昭の歴史観」と題した講演会を聞きに行きました。まず,ご夫人である津村節子さんが登場し,夫君の吉村氏の思い出を30分位お話しされました。津村氏ご自身も作家として活躍してこられましたが,私は,その著書を読んだことがありません。 ------------------------------------------------ 津村節子URL => http://ja.wikipedia.org/w . . . 本文を読む
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樋口一葉

2008年11月03日 07時32分09秒 | ■読む
幸田弘子さんの朗読で、カセット文庫三巻をまとめて聞きました。収録内容は以下の通りです。 ●第一巻:一三夜、やみ世 ●第二巻:にごりえ、わかれ道 ●第三巻:大つごもり、たけくらべ、うすむらさき 樋口一葉の作品には,生きる悲しさが含まれているように感じます。今回は幸田弘子さんの舞台での朗読劇を収録したカセット3本を聞きました。多分,スタジオ録音よりもメリハリが効いた朗読なのだろうと思います。幸田さんが . . . 本文を読む
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