大前研一著、小学館刊。大前さんの著作は本書で二冊目です。一冊目は、多分15年以上前に手にしました「ストラテジック・マインド」という題であったと思います。当時、組織の運用について考えていた時期なので、たまたま手にして読みました。非常に斬新であったと記憶しています。略歴も読みましたが、非常に優れた人であると思いました。その後、メディアへの登場や政治活動などで名前を度々聞くようになりましたが、著作は手にしたことはありません。なので、本書は15年振りの大前さんの著作です。ご本人の体験を紹介しながら、全11章を使い、具体的な提案をしています。他のビジネス本にありがちな、単なる発想の転換ではなく、根本的な視点が異なっています。なる程、と感心し、参考になることもたくさんありました。なにせ、ご本人が実践していることがほとんどなので、説得力があります。しかし、その一方で、こりゃあ無理だわ、と絶句してしまうこともありました。
私の場合、ビジネス本やハウツウものは、元気を出すために読んでいます。基本的には、実践ではなく奮起に利用するのですが、多く読んでいると、自分にも出来そうだ、あるいは、これは役に立つ、というネタがあるものです。本書で参考になったのは以下の点です。
●電子メール1通につき用件は1つに絞ること。
●電子メールは目的が明確な文面を心がける。
●BCCは、プライバシーの侵害につながる。
●ワンページメモ(資料)は弊害もある。
●イチャモン屋が挙げる反対理由はイチャモン屋自身に解決させる(大概自分の部署への影響を避けたいが為のイチャモンだが、その影響を解決する義務はイチャモン屋自身にある)
●隠れた利害対立を見抜く
●(目の前の利害対立に焦点を合わせるのではなく)5年後の予測を空いてと共有する。
●文句の多い部下に仕事を任せろ。
●中間管理職のライバルは電子メールだ。
などです。本当はもっとあります。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/大前研一
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評価は4です。
私の場合、ビジネス本やハウツウものは、元気を出すために読んでいます。基本的には、実践ではなく奮起に利用するのですが、多く読んでいると、自分にも出来そうだ、あるいは、これは役に立つ、というネタがあるものです。本書で参考になったのは以下の点です。
●電子メール1通につき用件は1つに絞ること。
●電子メールは目的が明確な文面を心がける。
●BCCは、プライバシーの侵害につながる。
●ワンページメモ(資料)は弊害もある。
●イチャモン屋が挙げる反対理由はイチャモン屋自身に解決させる(大概自分の部署への影響を避けたいが為のイチャモンだが、その影響を解決する義務はイチャモン屋自身にある)
●隠れた利害対立を見抜く
●(目の前の利害対立に焦点を合わせるのではなく)5年後の予測を空いてと共有する。
●文句の多い部下に仕事を任せろ。
●中間管理職のライバルは電子メールだ。
などです。本当はもっとあります。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/大前研一
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