読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

まほろ駅前多田便利軒

2008年11月07日 22時12分23秒 | ■読む
三浦しをん著,文藝春秋社刊。三浦さんの本は初めて読みました。伊坂幸太郎さんなど、最近売れている作家と同じく、作品の印象が軽めに感じます。また、都合が良く噺が進む感じもします。しかし、主人公2人が魅力的で、全6章を使って2人の秘密が明かされます。心に深い闇を持ちながら生きて来た2人が再生して行く様が、静かに深く心に染みます。私は、直木賞よりも山本周五郎賞の方が似合っているように思えます。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/三浦しをん
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評価は4です。

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